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muir様のトイレ新設
以前お世話になりました旅館「muir(ミューア)」様から「プライベート用とサロンのお客様用の共用トイレが欲しい!」という依頼でした。
最初聞いた時は「旅館にトイレがあるのに、どうしてだろう…」と思い、掘り下げて聞いてみると、
1階にはサロンやお施主様プライベートルーム、ラウンジ&宿泊スペース、共用トイレ・バスがあります。
「1棟貸し」で宿泊エリアを貸すと、宿泊エリア内にトイレがあるため「私たちは気を遣ってなかなか行けないです」とのこと。
「え?なんで?オーナーなんだから普通にトイレ行けばいいじゃん」と思った。タイミング良く、私が体験できる時が来た!
その日は外国人のカップルでした。
ラウンジのソファーにカップルが背を向けて肩を組んで座っていました。
その後ろをスーッと申し訳なさそうに通る私…
「辛い….この感覚か!!!」とお施主様の気持ちが漸く分かった!
↑ラウンジ。写真左奥にトイレがあります。
サロンのお客様と私たちが気兼ねなく使用できるトイレが欲しいとのことでした。
動線計画、予算、使用材料など検討を重ねました。たかがトイレ、されどトイレ。今までで一番気合いが入ったトイレかもしれない。
外壁仕上材はコストの面からガルバリウム鋼板角波(セキノ興産SK320)
外壁下地は軽鉄LGS100を使用しました。
トイレの屋根も作らず、外壁を既存軒天まで伸ばすことでコストカット。
取り急ぎ、今回は外観をアップしました。
つづく…